第4回:Copilot vs Cursor —— 結局どれを使えばいいのか

「ExcelのVBA開発をAIに手伝わせたい。対象がMicrosoft製のExcelなら、同じMicrosoft製のCopilotが一番痒いところに手が届くはずだ」そう考えるのは、ごく自然な発想でした。しかし、結論から言えば、それはただの幻想でした。

Copilotも「普通のAI」だった

実際に検証して分かったのは、Copilotも他の汎用AIと同じ制約を抱えているという現実です。1000行の壁、日本語の文字化け、VBAの直接操作不可——これらは変わりませんでした。教訓:ブランドの親和性と、AIの実力は別物。

VSCodeは「職人専用」のツール

次に検討したのがVSCodeです。ローカル環境で動作するため制約を越えられますが、「思考と実装の往復」をAIに伴走させるには少しストイックすぎました。

最終回答は「Cursor」一択だった

選定基準 Cursorの評価 理由
VBA読み書き ◎ 可能 ローカルファイルを直接編集できる
日本語処理 ◎ 強い 指示の理解度が極めて高い
操作性 ◎ 直感的 変更箇所が視覚的に把握できる
伴走力 ◎ 最適 仕様相談と実装を同時に進められる

Cursorは単なる「コード生成ツール」ではありません。考えながら作るプロセス全体を支援してくれる点が、決定打でした。

結論:ツールは「作業スタイル」で選べ

Copilotはチャット感覚で部分的なヒントが欲しい人向け。VSCodeはエンジニアとして実装に全振りしたい人向け。Cursorは仕様を考えながら同時に形にしていきたい人向け。ツール選定の基準は一つだけです——自分の作業スタイルに合うかどうか。

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